「単元未満株はやめとけ」デメリット7選【初心者】

ネットでもよく目にする単元未満株

単元未満株についての悪い評判もよく目にします。

今回は、単元未満株のデメリットを紹介していきます!

株について詳しく知りたい方は、こちらからどうぞ!

【株ってなに?】株式投資のメリット・デメリットを初心者向けに丁寧に解説

単元未満株とは?

単元未満株は、100株以下の単位で購入できる株のことです。

株は通常、100株単位でしか買うことが出来ません

つまり、最低でも100株、もっと買いたい場合は200株、300株・・・という感じで買わなければいけません。

一方で、単元未満株は最低1株から買うことが出来るのです。

これの大きなメリットとしては、費用が安く済むということが挙げられます。

しかし、単元未満株にはデメリットも存在します。

単元未満株のデメリット7選

リターンが小さい

まず最初のデメリットとして、リターンが少ないことが挙げられます。

先ほども言った通り、単元未満株は1株から買うことが出来ます。

これにより費用が抑えられるのですが、逆に言えば投資金額が小さくなるため、その分リターンも少なくなってしまいます

手数料が高い

二つ目のデメリットとして、手数料の高さが挙げられます。

単元未満株では、基本的に通常の株よりも売買時の手数料が高いです。

そのため、せっかく売買で利益を上げたのに、手数料が高いせいで手元にあまりお金が残らないということも起こりうるのです。

また、投資金額が少額であればリータンも少ないため、利益<手数料となってしまう可能性もあります。

証券会社が限られる

株の取引きは証券会社を通じて行われます。

しかし、すべての証券会社が単元未満株の取引きを行っているわけではないのです。

そのため、単元未満株の売買をしたいのであれば、事前にその証券会社が単元未満株を取り扱っているのかということを確認する必要があるのです。

売買方法が限られる

株を買う方法には、指値注文成行注文という二つの方法があります。

指値注文とは、自分が買いたい値段の上限と下限を指定して、その値段の範囲内で株を注文する方法です。

指値注文では、より高い値段を指定した人の方が先に取引が成立します。

成行注文とは、値段を指定せずに、銘柄や数量だけを指定して注文する方法です。

この方法では、「値段はいくらでもいいからなるべく早く買いたい!」という人には便利な方法ですが、自分で値段を決められないため、予想以上に高い値段になってしまう可能性があります

そして、単元未満株には成行注文しかありません

なので、単元未満株を買うときは、思いがけず値段が高い状態で取引が成立してしまうリスクがあります。

銘柄が限られる

単元未満株には、それほど多くの銘柄(種類)がありません。

そのため、自分の理想に合った性質を持った株を買うことは難しくなります。

約定(売買)タイミングが限られる

約定とは、買い手と売り手の間で取引が成立することです。

単元未満株の約定のタイミングは限らています。

取引を始めてからいつでもすぐに取引を成立できるわけではなく、次の約定の指定時間まで待つ必要があるのです。

そのため、約定のタイミングを待っている間に株価が変動したりする恐れがあるのです。

例えば、取引を始めた段階では一株1000円だった単元未満株が、いざ約定のときになると一株1200円になっていたため、予定より200円高い状態で買わなければならないという事態が起こるのです。

元本保証がない

元本保証とは、どれだけ損失を出したとしても、最初に投資に使った金額(株などを買うために使った金額)以下にはならないという制度です。

つまり、マイナスになることがない仕組みなのです。

元本保証は、主に定期預金や個人向け国債に適用されます。

しかし、単元未満株含めた株には元本保証はつきません

単元未満株のメリットは?

ここまでは、単元未満株のデメリットを紹介してきました。

それでは、単元未満株への投資にメリットはあるのでしょうか。

少額から始められる

単元未満株のメリットとして、少額から始められることがあります。

最低1株から買うことが出来るので、費用を極限まで抑えることができます。

リスクが小さい

投資金額を少なく抑えられるのであれば、当然リスクも小さくなります。

もし投資に失敗しても、投資金額が少なければ損失もその分低く抑えられるからです。

分散投資がしやすい

分散投資とは、少ない金額をたくさんの銘柄に投資することでリスク分散をする方法です。

一つの銘柄に投資された金額が少なければ、仮にある一つの銘柄の価格が下落してもそれ自体大きな損失にはなりません

むしろ、他の銘柄で利益を上げることが出来れば、全体としてプラスになる場合もあります。

単元未満株では、最低1株から買うことが出来るので、少ない金額で色々な銘柄を買うことが出来ます

単元未満株と普通の株はどちらが良いのか

単元未満株にはメリット・デメリットがそれぞれあります。

それでは、結局普通の株とどちらの方が良いのでしょうか。

結論から言うと、

投資初心者で、低リスク低リターンな投資がしたい人単元未満株

投資経験があり、高リスク高リターンな投資がしたい人

単元未満株はリスクが小さいため、初心者が投資を始めるにはちょうど良いと思います。

なので、「まずは単元未満株で投資を経験してみたい!」と思う人には単元未満株がおすすめだと思います。

コメント

  1. smortergiremal より:

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